2016年5月31日火曜日

次回の活動は6月8日(水曜日)の学習会です

 TOSMOSでは、6月8日(水曜日)には下記のとおり「学習会」をおこないます。

学習会のテーマは「裁判員制度を考える」です。学習会では報告者(TOSMOSの所属会員)による発表形式をとります。特定のテキストを取り上げる読書会形式とは異なり、テキストの指定はとくにありません。そのため、事前の準備は必要ありません(参加者各自の自由に委ねます)。詳細は下記のとおりです。

皆さんのお越しをお待ちしております。

日時:2016年6月8日(水曜日)19時00分~21時00分頃まで

場所:駒場キャンパス内のキャンパスプラザB312(部室)    
※駒場キャンパスは京王井の頭線駒場東大前駅下車すぐです。
※なお、部室(キャンパスプラザB棟3階)へのアクセスについては、下記のリンク先の地図を参考にしてください。
http://www.u-tokyo.ac.jp/campusmap/cam02_01_43_j.html
事前の申し込みは必要ありません。直接、会場(部室)までお越しください。

テーマのタイトル:裁判員制度を考える

○テーマの内容紹介: 裁判員制度とは、特定の刑事裁判において、有権者から事件ごとに選ばれた裁判員が裁判官とともに審理に参加するという、日本の司法制度です。2009年に施行されました。この制度の趣旨として、「裁判員が裁判官と共に刑事訴訟手続に関与することが司法に対する国民の理解の増進とその信頼の向上に資する」(裁判員法 第一条)ことが挙げられています。裁判への国民参加によって、司法への国民の理解と信頼を高めるという狙いがあるわけです。その一方で、「十人の真犯人を逃がすとも一人の無辜を罰するなかれ」という法格言もあり、刑事裁判において「無罪の発見」という目的も同時に満たさなければなりません。英米などの陪審制とは異なる日本独自の制度である裁判員制度を通じて、「人を裁くこと」のありかたを考えます。

報告者:TOSMOS会員

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 TOSMOSは、現代社会の様々な問題について、問題の本質を究明し、解決の道筋を考える東京大学の学術文化系サークルです。
 研究対象は、国際情勢、国内情勢、政治、経済、科学技術など、様々な分野に及びます。TOSMOSでは、それらの諸問題に関して、文献を読み、調べ、考え、議論します。もし多少でも興味がありましたら、一度わたしたちの活動を見学してみませんか?TOSMOSでは現代社会について一緒に研究する新入会員を募集しています。
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【文責:飯島】