「読書会」では、報告者がテキストについての(要約)レジュメなどを作成して報告をおこない、その後でテキストの内容をめぐってみんなで議論します。
次回の読書会のテキストはエーリッヒ・フロム著『自由からの逃走』です。
「読書会」では、テキストを事前に読んできて頂けると、より深い議論ができるので望ましいですが、テキストを読むことができなかった場合でも参加して頂いて大丈夫ですので、お気軽にご参加ください(できればテキストは、書店や図書館などで事前に入手して、ご持参頂けると幸いです)。
皆さんのお越しをお待ちしております。
○日時:2016年5月18(水曜日)19時00分~21時00分頃まで
○場所:駒場キャンパス内のキャンパスプラザB312(部室)
※駒場キャンパスは京王井の頭線駒場東大前駅下車すぐです。※なお、部室(キャンパスプラザB棟3階)へのアクセスについては、下記のリンク先の地図を参考にしてください。
http://www.u-tokyo.ac.jp/campusmap/cam02_01_43_j.html
※事前の申し込みは必要ありません。直接、会場(部室)までお越しください。
○テキスト:エーリッヒ・フロム『自由からの逃走』日高六郎訳 東京創元社
○次回(5月18日)に扱う範囲:第1章から第4章(152ページ)まで
※なお、第5章から最終章までは次々回(5月25日)の読書会で扱う予定です。※なお、次回に扱う章の見出しは次のとおりです。
第1章:自由――心理学的問題か?
第2章:個人の解放と自由の多義性
第3章:宗教改革時代の自由
第4章:近代人における自由の二面性
○テキストの内容紹介:
<フロムによれば、現代における自由の問題は、たんに巨大な機械主義社会や政治的全体主義の圧力によって、個人の自由がおびやかされているということだけではなくて、いっぽうではひとびとが求めてやまないはずの、価値としての自由が、他方では、ひとびとがそこから逃れでたいとのぞむような呪詛となりうるところにあるという。これは自由についての、フロム独特の問題提出のしかたである。>(訳者あとがきより)
○報告者:TOSMOS会員
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TOSMOSは、現代社会の様々な問題について、その本質を究明し、解決の道筋を考える東京大学の学術文化系サークルです。
国際情勢、国内情勢、政治、経済、科学、生命倫理など、さまざまなテーマに関して、学習会、読書会、合宿などを通じて理解を深める研究活動をしています。もし多少でも興味がありましたら、一度わたしたちの活動を見学してみませんか?TOSMOSでは現代社会について一緒に研究する新入会員を募集しています。
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【文責:飯島】